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30代サイドFIRE民。好きを追求して生きていく

ミニマリストは料理が苦手?おすすめの料理本3選

私、料理が苦手です。

実家を出るまでキッチンに立った記憶がなく、そんな状態のまま一人暮らしを始めても突然料理をする人間に変われたりはしません。 美味しいものが食べたいけれど料理ってどうやったらいいのかわからない、レシピ本を手に取ろうにもあり過ぎてどの本を選べばいいのかもわからない、「いつかはなんでも手作りするような丁寧な暮らしがしたい」「冷蔵庫にあるものでぱっと作るができる手際の良さ憧れる」と理想とボヤきながら、日々の食事は外食メインで過ごしていました。

ミニマリストは料理が苦手?

ここから私の仮定なのですが、家事には「料理派」と「掃除派」がいる気がしています。
よほどのプロ主婦じゃない限り、どっちがより好きはみんなあるんじゃないかな(ない?) で、そこにくると私はもちろんダントツの「掃除派」です。というかミニマリストの方は掃除派が多いような気がしていて、料理は苦手までいかなくとも整理収納や掃除ほどには心躍ることではない、という印象を持っています。(*あくまで主観です)

そんな私も子供が産まれ、「さすがに今の食生活を子供にさせるわけには」ということで、一念発起、何かを習得したいと思った時にやる行動本を片っ端から読むを発動しました。


前のめりに学びにいく姿勢で読んでいるうちに、自分にもできそうだという気持ちと、これまでうっすら”丁寧な暮らしっぽい感じいいなあ”と思っていたものへの解像度が上がり、人生において食を整え&充実させていきたい気持ちが強くなっていきました。

そんなこんな、前置きがすっかり長くなりましたが、今回はその中でも料理をやりたい気持ちを強めてくれた3冊をご紹介したいと思います。(具体的なハウツーじゃなくて、気分的に「私でもいけるのでは?!」となったやつです。

料理苦手民におすすめの料理本 ①一汁一菜でよいという提案

言わずと知れた大ベストセラー。料理をすることは自立すること、一汁一菜でいいんだから気負わずにやっていこうよという提案。

生活のベースにある食べるということについて、日々の生活の中で変に力んでいた部分がすうっと軽くなっていく感じがします。家庭料理とはどんなものなのか、自分で料理をするとはどういうことなのかというのを優しさいっぱい愛情満タンで書いてくれていて、読んでいると元気が出てきます。

後半に紹介されている【一汁】はそんなものまで?!とびっくりのバリエーションで、なんだけどどれもとっても美味しそう。

私は元々お米が大好きなのですが、この本を読んでやっぱりお米と味噌汁に勝るご馳走ってないんじゃないかなと改めて思いました。

テレビに雑誌に引っ張りだこの土井さんの料理を通じた愛情がたっぷり伝わってきて満ち足りた読後感だしちょっとやってみるかとなれる超おすすめの1冊です。

Amazonのレビューもグッとくるものが多いので興味あれば見てみてください。

料理苦手民におすすめの料理本 ②もうレシピ本はいらない

たまたま図書館で借りた、稲垣えみ子さんの本。

目から鱗、斬新で文章が面白く、この後稲垣さんの著書全て読みました。

新聞記者として働いていた頃の毎日ご馳走を食べていたところから、退職を機に玄米、糠床、味噌汁をベースとした粗食に変えられたとのこと。

この本を読んで私も糠床と干し野菜を始めました。(どちらも夫が使い勝手悪いとのことでやめてしまったのですが、、、)

電力も使わず食費も安く健康的、さらに自分の美味しいと思えるものを自分で作ることができるようになったことで安心感を得られたそうでこれは土井さんの本にも通じるなと思いました。

料理をすることのハードルをめっちゃくちゃ下げてくれ、料理たるものこうでなくちゃという概念を壊してくれます。美味しく楽しく食べればいいじゃないとこれまた元気をもらえる豪快な一冊です。

料理苦手民におすすめの料理本 ③料理が苦痛だ

こちらも図書館で出会った本、タイトルが強烈で手に取ったらアカン気すらしましたがこちらもエール本です。

この本は母という料理を好きとか嫌いとかやる気の有無とか関係なくただただ毎日作り続けなければならない人に向けて書かれた本。

好きか嫌いか曖昧なことが、義務としてやるべきことになった瞬間とんでもない苦痛になったりすることが私は多いのですけれど皆さんどうですか。

この本は例えばそれが料理だったならば一旦やめましょうよ、気力が戻ってくる時をのんびり待とう〜と提案してくれています。それもただ突然やめると大変なことになっちゃうので準備段階から指南してくれているという徹底ぶり。

こちらは参考になるというか、寄り添ってくれて気持ちが楽になる方が多いのではないかなあと思い取り上げました。

著者の本多さんは料理が苦手というところから今では鎌倉でレストランを持たれお料理教室も開催されてバリバリ、おもてなしで手料理振舞ったり(家族以外に手料理食べてもらうのハードル高すぎ)やっていることはどこからどうみてもプロ主婦なんだけど置いて行かれている感が全くなくてすごい。

普通の料理をおもてなしまでバージョンアップさせる方法など主婦っぽい視点でレシピが載っていたりして興味深いです。

まとめ

以上、初回したのは料理【心構え編】です。

いざ作る時に実践的に役立つ考え方も本でたくさん知ることができたのでまたの機会にご紹介したいと思います。

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