「肌が汚い」10年以上悩んだシミ群を50万ぐらいで解消してみた(大体)
「モノが片付けられない」ミニマリストになった理由
に続く、
「30歳までにコンプレックスを解消しよう」の3つ目として、29歳の時にダイエットをしました。
まずはBefore/After
【Before】
どう考えたってデブ!というほどではないですが、全体的にボテボテっとしていて、服を買う時には「着痩せする服」を、
写真撮る時にも「痩せてみえるように」に執念燃やしてた。笑
太っていた時期は、大学生〜社会人2年目くらいまでで、体重は159cm53〜54kgでした。
(MAXは20歳の時で57kg)
今は30半ばですが、1番最近の健康診断では159cm/45kgでした。
BMI17.7、体感は体が軽くて調子が良いです。
なぜ痩せようと思ったのか
ダイエット自体は、10代の頃から何度も挑戦したことがありました。
ただそれは衝動的なもので、目標も立てず知識もないく場当たり的に数キロ落とすものの、長期間継続できたことも、満足のいく結果を出せたことも、一度もなかったです。
そんな私の(今のところ)最後のダイエットとなったのは、産後です。
産前+2kgから落ちなくなった体重を見て、
「ここでこの体重を受け入れたらおばちゃんまっしぐら・・・」
と思ったのが決め手です。
このまま一生
- 服を選ぶ時には「着痩せ」を1番に気にする
- 美味しいものを食べる時にも、味よりもまず「太ってしまうかも」と思う
- 「痩せたい」といつもうっすら考えている
- 痩せている人をみて「いいなあ」と羨やむ
- 痩せたいと思っているのに行動していない自分に定期的に心底嫌気がさす
ことを続けていくのかと思うと、そんなことはもうこれ以上続けたくないと心から思いました。
なぜ痩せようと思ったのか、それは
【自分を好きになりたかった】そして【太っている自分に疲れた】からです。
ちょうど育休中で何らかの目標が欲しいなと思っていたので、ダイエットの知識をつけることを決意しました。
痩せるために、何をしたか
まずは、目標を明確にしました。
- 目標を達成した時の状態は
- 目標を達成した時の体重は
- いつまでに達成するのか
- どうやって達成するのか
そして、それぞれに自分なりの答えを持つようにしました。
- 目標を達成した時の状態は
→自分のことが好きで、自信を持っている。
ご飯を美味しく食べてたくさん動く、ヘルシーな雰囲気の人
シンプルな格好が似合う。
おおらかでよく笑う。 - 目標を達成した時の体重は
→「太っていない」ではなく「痩せている」を目指したい。
BMI18以下、45kgが目標。 - いつまでに達成するのか
→半年以内。 - どうやって達成するのか
→運動と食事の知識をつける。
身につけた知識を実践する。
あとは、やるだけです。
目標も達成すべきことも、そこまでの道筋も自分の中にもつことが出来たので、スムーズなスタートができました。
実際やったこと
- SNSでダイエットアカウントのフォロー
主にインスタを使っていました。
大きく分けて2種類の方をフォローしていて、
①トレーナーとして日々ダイエット指導されている方
②育児中の30−40代のダイエットしている主婦の方で、継続的に投稿されている方
②は「時間がない」「モチベーションが続かない」などの自分への言い訳対策にしていましたが、本当にみなさん工夫と努力と勉強を重ねられていて、勝手にたくさん参考させていただきました。
自分のダイエット専用アカウントも作りましたが、もっぱら見る専門として活用していました。
ダイエット関連の方ばかりフォローしていると、誘惑の投稿(「アフタヌーンティー行ったよ!」的な)のを見ずにいられるのが良かったです。
- あすけん アプリのダウンロード
無料版のみ使っていました。
大体の食材のカロリー量を把握でき、食事を丁寧に見直すきっかけになりました。
インスタや本で得た知識を実際の食事に反映し、あすけんに入力していたのですが、
「塩分、糖質、脂質に注意するとうまくいきやすいかも」という実感や
「なぜダイエッターは鶏胸肉とブロッコリーばかり食べるのか」みたいなことがすごく腹落ちしたりして、めちゃくちゃ役立ちました。(お姉さんに褒められると本当に嬉しいという謎の心理状態に入ってました。)
1人でやってると、方向性があってるのかということが分からなくなってしまうことがあったのですが、体重などの数値、写真をインスタにアップする、食事を記録するなどアウトプットすると「結果が出ているのか」と悶々とすることがなくなり、モチベーションを維持するのにとても良かったです。
- 本を読んだ
きちんと理解して取り組みたかったので、レシピ集・ストレッチ本・〇〇だけダイエット的な本は手に取らず、基本となる考え方が学べる本を選ぶようにしました。
パーソナルトレーナーの森拓郎さんの本。
痩せるためには運動で消費カロリーを上げることが大切な気がするけれど、それよりも食事がずっと大切だよということが分かりやすく書かれています。
食事といってもどう気をつけるのかといったことも、かなり分かりやすいです。
そして、こちらはテニスのジョコビッチ選手の食事に関する本です。
メインはグルテンフリーの効果について書かれていますが、食事そのものをどのように捉えていくかについて、ジョコビッチ選手の思考がかっこよくて痺れます。
「人生の質は、自分をどれだけコントロールできるかにかかっている」
その中に、食事も含まれているというのは身につまされるような気持ちになりました。
この時期は、ダイエットに関するものであれば、片っ端から図書館で借りていました。
その中で、食事にまつわるあまりにも多くの宗派?のようなものにかなり困惑しました。
あっちではいいとされてることがこっちでは良くないとされている、ということが当たり前に発生しています。
その中で何を選択していくかは個人によりますが、たくさん本を読んだことで、
「私は食事によって何を得たいのか」というこれまで考えることのなかった自問をするようになりました。
今の運動、食事
運動は1日1万5千歩ぐらい歩いています。
食事は、カロリーで言うとめちゃくちゃ食べています。
食べているものは、
朝:オーバーナイトオーツ、玄米おにぎり200g、ナッツ、コーヒー
昼:玄米おにぎり250g、味噌汁
夜:玄米200g、味噌汁、副菜2品ぐらい
マクロビが近いけれど、もっと緩い感じです。
職場の人からは「江戸時代みたい!」と言われていますが、本当にそんな感じです。
甘いものが食べたくなったら、お昼休憩の時におやつを買って食べたりしますが、慎重にお腹の減り具合を見極めないと晩御飯が美味しく食べられないので、ほぼ食べないです。
最近の食生活は、幕内秀夫さんの本が近いです。
「見た目を良くしたい」と思って痩せましたが、とにかく今は体調がいいのが嬉しいです。
10年以上悩んでた便秘を解消した話でも書きましたが、ベースとしている食生活である限りは便秘も完全に解消されました。
一旦ダイエットは成功したけれど、大切なのは日々の食事でそれは一生続きます。
毎日食事をしているけれど、体質は変わるし年もとるので同じことをずっとやっていけばいいわけではなく、何がベストかを追求することに終わりはありません。
「そんなに管理はできない」「そんな風には思えない」
痩せてから食事や運動に関して質問されることが多くなりましたが、答えると上のような反応をされることがほとんどです。
ただ、自分に合うものを食べている時の心や体の調子の良さ、そしてそれを自分で整えられている実感はとてもいいものです。
「私は食事によって何を得たいのか」
という先の自問には「心身のヘルシーさとポジティブな毎日の基盤」かなと思うので、
今後も自分の体と向き合っていきたいなと感じています。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。