トテトテと

ミニマリストでサイドFIREな地方移住民。旅行とか育児とか

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30代子持ちでセミリタイアする我が家の家計管理

ついに仕事を辞める!セミリタイアまであと90回以上も出勤があるのに、早くもカウントダウンに入ってます。やめたらまた家計管理の仕組み変えるのかなとぼんやり思っていますが、とりあえず今まで考えてきたこと&やってきたことの記事です。

共働きをしている周りの人に話を聞くと、お互いの収入や資産を把握していない方が多い印象ですが、我が家は独身時代から(!)管理方法は状況に応じて変えてきたものの、収入自体は常にフルオープンでやってきました。特に理由はないけど、数ある会話のうちの一つとしてお金の話もあった感じです。

30代子持ちでセミリタイア・独身時代の家計管理

まだ独身だった交際時は、お給料は個人管理していました。交際相手に対して収入や資産をどの程度オープンにするかは人によりますが、我々は結婚の話も出ていないうちからかなりオープンな状態でした。何にお金を使う/使わないは価値観が出ますが、長くなる交際期間の中でお金への捉え方もだんだん近似してき多様に感じます。

そしてながめの交際を経た結婚式の次の日、「お金を一度きちんと整理しよう」となりお互い改めて自分の貯金をすべて見せ合いました。このとき初めての、正真正銘のフルオープン。その中から建て替えていた結婚式・新生活の費用などを精算し、今後の生活のためにと同額ずつをお互いだしました。我が家の家族資産は、このお金からスタートしています。
その際、それまで個人で貯めていたお金のうち家計に含めなかったものは、いまだに個人が自由に使えるお金として管理をつづけています。

30代子持ちでセミリタイアDINKS(共働き子なし)時代の家計管理

ずっと遠距離だったので、2人でしばらく過ごそうとDINKSを3年半続けました。弾丸で旅行に行ったり2人でクロスバイクを買ってあちこちサイクリングしたり、仕事帰りに飲みに行ったりととても楽しい期間でした。

この期間の収入は、残業・昇給昇格・ボーナス査定などにより変動がありましたが、個人のがんばりが個人の収入に反映されるようにと考え、お互いおなじ金額を毎月家族口座に入れ、残りはすべてお小遣いとしていました。

家族口座の持ち方については、それまでに持っていた各自の名義の口座をひとつずつ家族用として設定し、夫の月の入金分は夫名義の口座に、私の分は私名義の口座に入れて折半に備えていました。

光熱費含む家族カードの引き落としは私の口座、家賃は夫の給料天引き、ふたりで外食したりするときは夫、などざっくりと支出の出所は決めていましたが、お互いわりと働いていて家計のことを考える必要性がなかったので、曖昧なままな部分も多くありました。セミリタイアについては、少なくとも私にとっては「いつか達成できたら嬉しい夢」のような位置付けで、まだまだ現実的なものではありませんでした。

30代子持ちでセミリタイア・育休復帰後の家計管理

子供が生まれた後は、育休期間から手元に固定金額、残り全てを家族口座に入れる完全お小遣い制に移行しました。
理由は

  1. 残業できるのは相手が育児してくれているからであり、個人というより家族いうチームで頑張った結果増えた収入と考えたため
  2. 子が生まれることにより家族口座からの支出が増えることが予想されたため

の2点で、

個人プレーからチームへという感じです。

私は社会人1年めから投資をしていたのですが、この頃から夫の合意の上家族資産についても運用を始めました。初めはドキドキしていましたが、今はもっと早く始めていればよかったなと感じています。ちなみにこの時点ではセミリタイアについて、「45歳くらいでできるかなあ、できたらいいねえ」という感じでした。

30代子持ちでセミリタイア・現在の家計管理

育休復帰と同じ方法を、セミリタイア目前の現在も継続しています。家計管理ですが、夫は家計(というかお金?)に興味があまりないので、結婚後から一貫してほぼ私が家計管理をしています。なんでもいいよと大らかに任せてもらえるのがありがたいです。

そして「私が管理している」といっても一旦仕組みをつくった後は、給与振り込みの振り分け設定・毎月の積立投資・余剰資金が出た時の運用などを定期的に見直す程度で、日々はほぼ何も考えずに暮らしているので負担はありません。

家計について合意し、日々意識しているのは”必要なものは買うし必要でないものは買わない、あと経験は大事”

ということだけですが、それだけで十分だし赤字のリスクとはほぼ無縁でやっていくことができています。

子持ちセミリタイア後は個人資産を家族化しようか検討中

最後に今後について。 投資・消費・浪費についての価値観が擦りあってきて、夫のお金の使い方に疑問を感じることは一切ないことから結婚前からの個人資産を保持しておきたいという気持ちがほとんどなくなってきました。

ならばいっそまとめてしまった方が管理しやすいだろうな〜と思うようになったことから、とりあえず私分に関しては、もう家族資産に含めて考えることにしました。

気持ちの問題でしかないのですが、資産配分がスッキリわかりやすくなっていい感じです。

家計管理はそれぞれのやり方にメリットがあるなと感じますが、お金を何に使う/使わないというのはものすごーく価値観の出るところだなと思います。お金を通じて収入や支出に対する考え方や人生で重視しているものへの価値観を擦り合わせていくことは、お互いをさらに深く理解し、より家族として幸せに暮らすということをそれぞれが主体的に考えられるようになると感じます。

何を贅沢だと捉え何を必要だと感じるかは人それぞれで、結婚後に家計に合わせて価値観を醸成していくのはストレスが発生しやすいように感じますし、振り返ってみれば我が家が早期リタイアの選択肢を持てた背景には、独身時の100%単独でコントロール可能だった時点からお互いフルオープンだったことが大きかったような気がしています。

何かの参考になれば幸いです。お読みいただきありがとうございます。

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