30代前半、子は4歳。今年、夫婦揃ってセミリタイアをすることにしました。今日は一足先に、妻側である私の最終出勤日でした。
あしたから有休消化に入りますが、無職です。休みだったスタッフも来てくれたりして、盛大に送り出していただきました。
ビールとお菓子の量がすごい。断酒解禁待ったなしや、、、とりあえず今日は飲みました。
辞めてどう思ったか
仕事柄、異動が多く、私の場合は10年の間に8回異動がありました。
異動のたびに、どんな人とも一緒に入れる時間は実はとても短いんだと思い知ります。
今回の場所は2年。
2年間一緒に仕事して色んなことがあってたくさんのことを話してきて、私の生活の中の多くを占めていた仕事とそれにまつわることたちが、すぐに過去のものになってしまう。
これからの私の日常にこれまでの日々はないんだというのは、頭でわかっていても、いつも不思議な感じがしてしまいます。
仕事に限らず、ずっと続いていくかのように思えることにも必ず終わりがあります。
異動というひと区切りのたびに思い知るのですが、すべてが終わった（完全に区切りがついた）時にわかってしまうことがあって、それは自分はベストを尽くしたのかということ。毎日はなんとなく誤魔化しながら進むことができたとしても、周りの目をうまい具合に誤魔化せていたような気になっていても、その時には全力でやったかどうかというのは湧き上がってくる実感としてわかってしまう。
自分はいつだって自分を知っているし、「もっとこうできていればよかった」と思うことはあれど、振り返ってもあの時の精一杯をやったんだと自分を偽ることなく思えることが、今後の糧になるのかなあと、解放感の一方で、今回も同じようなことを思いました。
そして退職しました
すごく尊敬している上司の方が電話をくれて。
「どんなサポートがあったら続けられたの？」
「本当にもったいない、残念だ」
と恐縮してしまうぐらい残念がってくれました。
そして色々この1年の間に考えたこととかを話しながら、気持ちはありがたいけれど、やっぱりもうこれ以上はできなかったよなあ〜と改めて思ったのでした。
インスタあげたら同期や昔のスタッフからも連絡がチラホラと。
10年、あっという間だったけど確かにけっこう長い期間だよね。
縁が切れてしまう人も増えると思うので寂しい気持ちはあるけれど、新しいご縁に期待して前を向いていこうと思います。
これにて退職ウダウダはやっとおしまい、
あまりに長かった笑。読んでいただきありがとうございました。
