前に少しだけ書いたのですが、今日はもう少し詳しく。
「まだ30代だぜよ、本当に辞めちゃっていいのかい、人生大丈夫なのかい」
とウダウダしながら2023年4月に脱サラ、1年以上が経ちました。
当時は色々書いていて
ウダウダしすぎでは!てびっくりしちゃうんだけど、それだけ悩んでたんだなと鮮明に思い出す(それにしてもウダウダしすぎだけど)。
実際やめてどうなった【お金】
初めて書くのですが、退職時の資産は7千万強でした。
一旦は大丈夫だけど、これでもう人生okというには心許なすぎる。退職するときに理想として描いていたのは今あるお金に手をつけずに運用し続け、退職後に好きなことで稼ぐお金で生活費を賄うというもの。そしてそれが成立しうるかを判断する期限は子の小学校入学時で、その頃に目処が立っていなかったらもう一度就職しようじゃないか、という夫婦の合意で退職。
1年経った今、資産は爆増していつの間にか億り人となっていました。ひょー
退職金の収入があったし、退職後に始めたことが既に生活費を賄えるようになっていること、円高や株高の影響も大いにあるのですが、まあ嬉しい。
しかし投資を始めた時に「いつか1億くらい資産を持てたらどんな気持ちになるのかな」と思っていたのですが、意外にふつうというか”その時はある日突然そこにある”という感じであっさり通過しました。むしろ結果よりも、ここに至るまでにやってきた自分の価値観の見直しだったり夫婦の合意形成だったりでお金を通じて個人や家族としての願望が明確になったことこそに価値を感じます。
実際やめてどうなった【仕事】
「大丈夫なの」と婉曲表現で数えきれないほど言われたし、何よりも自分が不安だからそういった声ばかりをキャッチして「そんなうまくいくのかな」と思っていました。
だけど、決めて行動すればそういう不安はだんだんなくなるし、どうしていったらいいのかなあと思うことはあるけれど、その時に苦しみや不安を感じる必要はないなと思えるようになりました。
そして、これは私の仕事の性質によるところもあると思うのですが、うまくいかない面にフォーカスしていると仕事自体があんまりうまくいかない。万事オッケーめちゃくちゃ順調!というわけではないし時に焦りを感じることもあるのですが、まあゆっくりやっていこうよ、と自分に言い聞かせてあげられる時に資産があってよかったなと思います。
仕事やめてどうなった【価値観】
元々自他ともに認識していた夫婦のバランスは、私が楽観的でポジティブ・夫は現実的でニュートラルという感じだったのですが、この1年で夫のスーパーポジティブが頭角をあらわし、むしろ私が不安すごい感じやすいことが判明しました。13年目で衝撃の事実。
基本的に望みは全部叶えられるという、夫のベースに大らかにある価値観に折にふれ接するうちに、少しずつ私もそうなのだろうなと思えるようになってきました。今はそれぞれ別のことをやっていますが、私は迷ったり悩んだりしたら夫に相談するメンターにもなってくれています。
家族のことや子の教育についても話す時間が増えたのですが、会社員だった時の交代で家事育児仕事を回すから話す時間がないという大きなストレスも解消しました。
夫とたくさん話すの、私にとってめちゃくちゃ必要なことすぎる。
そんな感じで、辞めてよかったなというのが今の感想です。